リーダーって今も昔も変わらない。

 現代は過去の延長線。

ごきげんいかがでしょうか?
さんりんです。

いつも読んでくださり、
ありがとうございます。






テーマ:人間の本質は変わらない。

佐藤賢一著「ハンニバル戦争」
(中公文庫)を読みました。
お客様からおすすめされた本です。
読んで、
次回に内容を話すと、
密なコミュニケーションに
なりますね。

こんな表紙になっています。






気になった方は、
こちらから購入できます。




本をすすめてくれた方は、

「歴史を知るということは、
過去のから学び、現代に活かすことだ。」


とおしえてくれます。

古代ローマの戦争物語から、
「変わらない人間の本質」
について、
現代に活かすヒントを
紹介します。

それでは、いきましょう!



リーダーは雰囲気が作り上げる。

古代ローマでは
戦争が上手な者が、
出世をします。

現代では政治家や
実業家、起業家が、
国力アップや、
業績をあげて、
国民・市民・世界平和に
貢献する。
そういった活躍で、
出世
されていますね。

話を戻します。

古代ローマでは、
武将スキピオが
成り上がります。

一方、
相手にあたるのが、
古代カルタゴの武将
ハンニバル。

ストーリーを
ざっくり書くと、
負け続ける
ローマのスキピオが、
カルタゴのハンニバルに
喰らいつき、
長い戦争の末に勝利する。
こんな感じです。

内容は読んでみてください。
読みやすいです。
始めは「メモ読み」しました。
登場人物に慣れてくると、
あとはサクサク読めました。


敗北の中、兵士・民衆を鼓舞する。

敗北を連発する
ローマのスキピオ。
そんな中、
己の未熟さと、
敗北から相手を理解して、
武将・兵士・民衆を勇気づける。
そのさま、雰囲気が、
士気を高め、やる気を出させる。
現場が盛り上がる。
戦争に勝つ。

現代にもいないだろうか?
仕事でどんなに失敗しても、
業績が上がらないで、
ヤキモキしていても、
笑って、淡々とやっている。

その人の雰囲気は、
同僚はもとより、
上司・取引先・関係会社
の担当者まで
やる気にさせている。
そして、業績もあがる。



どんなリーダーも元々愚民。

長期間のカルタゴとの戦争に
勝利したローマ。
ヒーローとなったスキピオも
役職に落ち着き、
平穏が訪れたと思いきや、

他の政治家や愚民たちの
反乱にあう。

・カルタゴとの戦争で、お金を儲けて隠している。
・役職が欲しくて戦争をしていた。
・殉職した兵士に恩恵が不十分だ。
などなど、

最後には裁判にかけられてしまう。

スキピオがまだ若い政治家の頃、
目上の政治家たちを押しのけて、
戦争に突入して行くように、
目上の政治家たちから見れば、
当時のスキピオもまた愚民。

歴史はこれをくりかえしていく。

現代でも、
世界中で同じようなことが
起こっている。
国のトップに踊り出ても、
汚職や、横領、
権力の乱用などの疑惑を持たれ、
降ろされていくように。



「民衆=お客様」

仕事をしている中で、
ものすごく規模は小さいですが、

「民衆=お客様」

とならないかな?と感じています。

お客様は
自分の施術の方針や、やり方に
ついてきてくれている。

お客様が納得されるのはもちろん、
明日に向かって、
やる気を持つ、
希望が生まれる、
自分が楽になり、
利他の気持ちになる。

ポジティブになっていくように
いいように仕向けるのも、
リーダーの存在価値なのだ。

もしも、
リーダーが安定の上に
あぐらをかくと、
お客様や、
同僚、社内、
取引先、関係会社から、
反旗をひるがえされる。

売上も落ちて、
仕事仲間も
離れていってしまいます。

リーダーに立つものは、
自分は落ち着くことなく、
他者にも常に刺激を与え、
行動をともなった
感情の変化をさせる。
それが、
新しい仕事を生み出す
きっかけになる。

古代も現代も、
仕事への本質は変わらない。



最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。

また次回、
よろしくお願いいたします。

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