自分史上最大のボランティア。星空文庫、オープンしました。




ボランティアに誘われたら、どうしますか?

ごきげんいかがでしょうか?
さんりんです。

いつも読んでくださり、
ありがとうございます。



今回のテーマ
自分に合っているかは、やってみないとわからない。



約2年前、
とあるお客様から、
「この本、おもしろいから
読んでみる?」って
すすめられました。

その当時、
コロナウイルス問題で、
お客様が減ってしまい、
本当にがまんの営業が、
続いていました。

コロナウイルスを広げては
いけない雰囲気から、
新規のお客様は受けれない。
今までのお客様にも、
行動範囲が
分かっているかどうかの
チェックまでしていた
ほどでした。

行動に問題があると、
仕事をお断りするという、
驚くべき営業です。
ですので、
時間はそこそこありました。

お客様から
本をすすめられると、
一応は読んで、
その感想を話すことに、
しています。

その本は、
宮城谷昌光さんの、
「呉漢」という本でした。
古代中国の前漢時代、
劉秀が中国統一をする、
歴史小説です。
呉漢は、劉秀のよき部下です。

はっきり言って、
難しすぎ・・・?
そこで、
初めてメモ読みをしました。

人間関係、漢字の読み方、
漢字の意味、
宮城谷昌光さんの解説、
など、
写経レベルで、
メモ読みしました。

物語のここまで読みました。
こう思っています。
内容の話を、
お客様とすこしづつですが、
できるように、
なっていきました。

上下巻すべて読み終わって、
その後、
数冊のおすすめ本を、
読んでは、
内容を語り合う。
そんな関係になっていきました。

はじめは、
半分は営業のため
っていうのも
ありましたが、
気がつくと、
普通に読書が好きだなって、
思うようになりました。

お客様には、
本当に感謝しています。

2021年12月、
お客様から、
寝耳に水発言を聞くのです。

「小さな図書館を
やろうと思うんだけど、
どう?」


はじめは何の話なのか、
分からなったのですが、
よくよく、
話を聞いていると、
誰でも使える、
無料の図書館を作って、
開放したい。
というものでした。

「わかりました。
おもしろそうですね。
ぜひやりましょう。
現場を見せてください。」


なにも考えずに、
二つ返事していました。
ただ、楽しそう。
いいものを作ろう。
そう思っただけでした。

人間関係が構築できていた
とはいえ、
リスク高すぎじゃない?
と思うかもしれません。

ですが、
その反面、
やってみないと
わからないじゃない?とも、
思っていました。

僕は自然と
後者を選択していたのです。

あなたなら、
どういう行動を
するでしょうか?






自己紹介させてください。
ブログネーム:さんりん

職業:鍼灸マッサージ治療院を運営。
   運良く20年目に入りました。
   年間2000症例。
   ウェブサイトをごらんください。
   ぶんかの森治療院

資格:はり師
   きゅう師
   あんま・マッサージ・指圧師
   (国家資格・厚生労働大臣)

会社員・公務員・フリーランス
を問わず、
仕事にまつわる、
有益な内容を発信します。



私設図書館「星空文庫」をオープンしました。

2022年11月1日、
徳島市中徳島町で、
星空文庫をオープンしました。

無人・無料の小さな
私設図書館です。
その立ち上げに、
ボランティアとして、
参加させていただきました。

施設の説明は、
取材に来られた、
徳島新聞電子版さまの記事を、
ごらんください。
プロの文章は、
本当に読みやすいです。



人と人をつなぐ街の図書館
「星空文庫」がオープン。
(徳島市中徳島町


※徳島新聞さまへの、
 確認・掲載許可を頂いています。



また、テレビトクシマさまの、
「ステップ」という
生放送の情報番組にも、
約5分間の生中継で、
出演させていただきました。




※テレビトクシマさまへの、
 確認・掲載許可を頂いています。



新聞記事と、
テレビの動画で、
室内の雰囲気や、
本の借り方、返し方など、
ごらんください。

また、
タウン情報誌「タウトク」さま。
四国放送ラジオ、
「となりのラジオ」さま。
の生放送にも、
出演させていただきました。

本当に
ありがとうございました。
感謝をしています。

ブログのタイトルの写真は、
星空文庫の室内です。
全面ガラス張りで、
温かい室内です。

なんとなく、落ち着く。
ゆったりと、
読書したり、
本を選んだり、
できます。

読書習慣が
ある方も、
ない方も、
一度おこしください。

きっと読んでみようかな
と思う本に出会えると
おもいます。



ボランティアとして、やりきれると思った。

準備期間は
2022年
1月から10月末までの
約10ヶ月、

スタッフ人数、
はじめは、
4人からのスタートで、
徐々に加わって、
最終的に8人になりました。

さっそく、
現場を見に行きました。
そこは、
倉庫と化した、
コンビニの跡。

ガラス張りなのですが、
ロールカーテンが、
下ろされたまま、
外から中は見えない。

せっかくの
きれいなガラス張り、
活かさない手はないと、
おもいました。


絵に書いたモチを本物にする。

これからどのように、
星空文庫ができたかを、
書いていきます。

なんにもないところから、
どう作ればいいか?
説明書も、設計図も、
なんにもない。

抽象すぎることを
具体化するように、
やりつづけることになります。

思いついたまま、
即行動するのではなく、

週一の会議で、
プランを提案し続けて、
決めたことを行動する。
行動中に出る疑問や、
ねりなおすべきプランは、
その都度、
現場で相談して決める。
これを、
くりかえしていました。

自分の思い描いたように、
完成させるには、
ひたすらに、
提案し続けるのです。

おおまかに、
やったことは、
掃除・処分・配置・運用です。



①掃除

何をおいても、
まずは「掃除」です。
これは、
相談せずに、
自然に始めていました。

倉庫状態ですので、
ほこりが無限にあります。
それを、
掃除機がけと、拭き掃除で、
きれいにしました。



②物の処分

メンバーの中には、
物を捨てることに、
抵抗がある方もいます。
それを、
どうやって、
首を縦に振らせるか?
けっこう苦労しました。

なにせ、
倉庫の状態ですから、
事務用品、事務机、椅子、棚、
昔のオフィスセット一式ある。
そんな状態です。

僕のやりかたは、
①すべてのものを、
 完全に掃除する。
②引き取り業者を2~3件、
 調べておく。

そして、会議で、
相見積もりの相談として、
話題にします。
捨てる前提で話を進めました。

そうすると、
メンバーの1人が、
きれいに掃除まで
してくれたから、
使いたい。と発言して、
すべて、
持って帰ってくれました。



③レイアウト

ここが大変でした。

来られる方々が
快適に過ごせるようにと、
レイアウトには
時間を費やしました。

本棚やテーブルセットの位置、
絵画も飾ることに
決まっていたので、
壁をゆるやかな曲面状にする。

部屋のレイアウトを
センチ単位で決めて、
図面を描きました。

現場で、何度も、
メジャーで、測って、
想像していました。

3つ案は持っていて、
やり直しにならないように、
みんなを、
現場に呼び寄せて、
提案、承認、施工する。

何回も、
実際に、みんなで見て、
発言をさせて、
決めていくようにしました。

具体化するって
想像や提案を実行すること。

だから、
決して、1人の意見が、
全てではなく、
提案そのものは正しいか?
他に提案はないか?
やり方は何通りあるか?
最短ではなく確実にできるか?

作る作業は、
多くの工数の集まり。

すべては、
本を借りに来られるお客様の
目線に立って、
また、
運営する側が手間なく、
工数が少なく、
簡単にできるか。

それでいいか?
本当にいいか?

施工してしまうと、
やり直しになったら、
作ったところを、
壊すことから
始めないといけない。

それだけは絶対に、
やってはいけない。

限られた広さで、
できる限りのことをしよう。

ひたすらアイデアを、
しぼり出しては、
会議して、提案して、
それのくりかえしです。



④ネーミング

これもまた、
レイアウト並みに、
大変でした。
名前って、
なかなか決まらないものです。

名前ですので、
一度決めたら、
途中から、やり直すことが
できない。

ですので、
これも、何度も会議しました。

ある案で決まりかけた、
これでいこう。
と決まっても、

次回の会議で、
「ちょっとまってください。」
ってなって、
やっぱりもう一度、
「ゼロベースで考えませんか?」
もう一度ふりだしにもどる。

こんな状態が、
2ヶ月ぐらい続きました。
トータルで、
100案ぐらいは
出たと思います。

星空文庫はそんな中、
やっと、
決まった名前なのです.

初期に作ったボツ広告です。
当時はこれでも必死でした。






⑤ロゴ

スタッフの中に、
アルバイトを
掛け持ちしている、
将来ウェブデザイナーを
目指している大学生が、
いました。

とある会議、
ロゴの議題になった。
そのとき、
大学生はおもむろに、
パソコンを取り出して、
モニターにつなぎ、
提案をしはじめたのです。

いい大人では、
絶対に、1億%でてこない、
かわいらしい、
老若男女になじみやすい、
そんなロゴマークです。

下に写真を貼りました。
クマがモチーフになって、
本から飛び出しています。

これも、
いくつかの案がありました。
その中でも、
今のロゴが、採用されました。
ネーミングの会議とは、
ちがって、
けっこう早く決まりました。

あとから聞くと、
もともと僕が、
資料を作っては、
提案をするスタイルで、
やっていたのを、
見ていて、
自分も同じくやってみようと、
おもったそうです。

自分の考えたことを、
まとめて、
提案する。
すばらしい大学生です。




⑥本の選定と処分

山積みの、いや、
山脈となった本。
いろんな方々から、
集められました。

それを、
10種類の
ジャンルに分けて、
展示する本と、
処分する本に分ける。

展示する本は、
巻末に、
貸出カードを付けます。
小学校や中学校の、
図書室のように、
しています。

蔵書をパソコンに打ち込み、
データベース化する。
かなり手間のいる作業です。

一方、
処分する本は、
その程度を見て、
ボロボロなのは捨てる。
きれいなのは、
ブックオフで引き取りです。

これも、
なかなか捨てられない
状態が続きました。

事務用品のときと同じく、
捨てることに、
抵抗があるのです。

「ちょっと待ってください。
使う本かもしれないので・・」
というのが、
捨てられない理由です。

ジャンル分けをしたときに、
同時に要・不要を選別
しています。

その時点で処分確定
なのですが、
やはり、捨てることに
抵抗があるようで、
「置いていたほうが
いいのではないか?」

おそらく、
その意見の本質は、
後から、「あの本がない。」
と言われたら、
どうしよう。
という不安からなのかも
しれません。

会議では、
もともと不要なものだと、
そういう前提なのだと、
言ってきかせて、
了承の上、処分しました。



迷ったら、手を挙げよう。

今回、
星空文庫を
オープンさせるまでに、
かなりの山がありました。
けっこう、
緊張感が続きました。
ですが、
みんなでやりきれたと、
おもっています。

知り合いやお客様からは、
「よくそんなことができたね。」
「いつの間にできたの?」
「どうやったの?」
などと言われます。

実際に行ってくれた人も
いました。
本を借りてくれた人、
知り合いに紹介してくれた人、
偶然にも、
ラジオを聞いていてくれた人、

本当に感謝しています。

これからも
本を借りてもらえる仕掛けを
作りたいと思っています。

誘われて、
迷ったときは、
手を挙げて、
やってみるのがいいと、
そうおもいます。
自分自身、
やってよかったです。

もしも、
使い物にならずに、
チャレンジに失敗しても、
それはそれで、いい。

他にできることはないか?
活かせることはないか?

新しいチャレンジが
待っています。



MIS(Makonari Inside Stories)の影響

リリース当初から
聞いています。

自分自身、
学生時代、社会人としても、
もうひとつ冴えない存在で、
「もっと仕事が
できるようになりたい。」
「頭がよくなりたい。」
とおもっていました。

そんな中、
YouTubeで、
マコなり社長の動画を
みることになります。

書類の書き方、
文章の伝え方、
仕事のやり方。
日常生活のすごし方。
など、
今日から活かせる
情報ばかりです。

そして、
MISリリースを知り、
すぐに応募しました。

聞いた情報は、
失敗普通で、
実行しています。

星空文庫を
作ることができたのも、
MISのおかげです。

いきなり今日を境に、
素晴らしいビジネスパーソン
になるわけではないですが、
徐々に、
勇気がわいてきて、
行動をはじめる、
「Xデー」がやってきます。

あなたも「Xデー」を
体験してください。

1週間無料お試しもあります。
ぜひ申し込んでください。

Makonari Inside Stories

※Makonari Inside Storiesさまへの、
 確認・掲載許可を頂いています。



今回のまとめ
手を挙げて、チャレンジャーになろう。



最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。

また次回、
よろしくお願いいたします。


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