21年目の鍼灸マッサージ師が推奨。病院に行くべき症状。

こういう時は病院に行こう。

ごきげんいかがでしょうか?
さんりんです。

いつも読んでくださり、
ありがとうございます。






今回は
病院に行くべき症状を
紹介します。

治療院に多くの
お問い合わせがあります。

お電話の段階で、
症状を聞いています。
症状によっては、
病院をおすすめしています。

まずは病院。
担当医師に
見立ててもらいましょう。
治療院はその後でも、
遅くありません。

それではいきましょう。



今回のテーマ:病院に行くときはどんなときでしょうか?

あなたは、
身体の不調をどのように
感じ取っているでしょうか?

「みんなひとそれぞれ」
なのが
正直なところだとおもいます。
「ライフゲージ計」のような、
ゲームのライフを計るような
機械はありません。

その人自身が、
「今日の調子」という判断を
するようになります。
おそらく、
  1. 痛み
  2. しびれ
  3. 動きの制限
  4. お腹の調子
などが多いのでは
ないかと思います。

そして、その期間、
例えば、
  • 1週間続く
  • 10日続く
  • それ以上続く
その我慢する期間もまた
ひとそれぞれなのです。

1日下痢しただけで、
その日1日中
不調な人もいれば、

1週間微熱になっていても、
なんとか大丈夫な人も
おられます。

人の感覚って
その人それぞれなのです。


明らかにいつもと違うとき、病院に行きましょう。

「私は人より丈夫だから、
少々のことでは
ガタはこないよ。」

なんてよく聞きますよね。

とはいっても、
心のなかで、
「ちょっと違う。
何かが違う・・(汗)」

となるときもあるものです。

この熱の出方は、
頭痛までする。

下痢が1週間続いていて、
日毎にげっそりしてくる。

肩がだんだん
あがらなくなって、
なんか洋服が着にくい。
など、
いつもの日常とは違う
感覚を伴う場合、
一度は病院に行ってみましょう。



具体的な病院に行くべき症状。

では、
実際にどんな症状のときに
病院に行ってもらうのか、
その症状をおおまかに、
身体の外側と内側に分けて、
書いてみます。

身体の外側(整形外科系)

1:痛み
一言に痛みと言いましても、
頭から足の先まであります。

問題なのは、
痛みの程度と、痛む時間です。
・とてつもなく痛い、
・痛い時はめちゃくちゃ痛い、
・鎮痛剤が効かない、
・朝から夜まで痛む、
・寝ているときも痛くて起きる、
・しびれ痛い
(しびれと痛みのミックス)

この中で、
当てはまる時は一度は
病院に行きましょう。



首の痛みって不快ですよね。



2:しびれ
「しびれます。」と聞くと、
神経を想像します。

手や腕のしびれには、頚椎、
足、おしり、
腰のしびれには、腰椎、

単純に聞いても、
そういう考えになります。
・仕事はどういう内容なのか?
・どのくらいの期間しているのか?
・身体は冷えているのか?
・しびれに伴う痛みはあるのか?
・一定のポーズをとると、
 しびれるか?

と、こういう話を
するようになります。



まぶたのピクピクも
ひどいなら病院行きましょう。




3:腫れ
パンパンに腫れてくると、
ほとんどの場合、
熱を持ちます。

冷ましても冷ましても、
その時は冷えたとしても、
あとからまた熱が
復活していきます。

ですので、
腫れの場合は
見た目だけでは判断できません。
整形外科と内科も受診する
ことをおすすめします。



まぶたの腫れは
眼科に行きましょう。




4:かゆみ
かゆみは、広い意味では、
「痛み」にもなります。
かゆいから、かいていると、
またかいた後からかゆくなり、
またかく。

これを繰り返すようになります。
なんだか、
穴掘りしているようです。
狭い範囲でのかゆみでは、
一過性のかゆみなので、
問題ないですが、

問題なのは、
全身性の
夜も眠れないかゆみです。
これは皮膚科にも行きます。
過去に、
さらに大きな病院に、
入院された方もおられました。




子供は症状を細かく
言わないので、
特に注意しましょう。



身体の内側(内科系)

1:痛み
痛みには,
身体の外側だけではなく、
内側にも影響します。

お客様は様々な表現で
教えて下さいます。
・シクシク痛む。
・サクサク痛む。
(差し込むような痛み)
・ギューっと痛む。
(何かのタイミングで大きく痛む)
・だる痛い
(だるさと痛みのミックス)
・だる重たい痛い
(身体は重い、
さらにだるさと痛みのミックス)
・なんともいえない(表現不能)



胆石などの石系は
本当に痛いです。
差し込むように痛みます。




2:むくみ
靴下や下着のゴムの跡が、
ずっと消えない。
特にひざから下で、
見た目にパンパンの状態で、
指で抑えると、
・引っ込んで戻らない。
・起床時の手の握りに
 違和感があり、
 用事をしていると戻ってくる。



指で押さえて戻らない時は、
病院に行きましょう。




3:悸動
自分の意志とは関係なく、
心拍に乱れが起きている。
苦しさを伴う。
しばらくするとおさまる。
これが、
日中の周期なくおきている。



階段の上り下りだけでなく、
平地で動悸の場合でも、
必ず病院に行きましょう。



4:めまい
体勢を変えるときなどに、
目がまわる、
フラフラして立っていられない。
あるポーズをすると、
発生することがあると、
よくいいます。

そのポーズは各々で、
その人独特の状態になります。
また、
動悸と同じく周期なく、
発生するとも言われます。

めまいの場合は、
耳鼻科にいきましょう。



天井が回る、横に揺れる、
絶対にガマンなど
せずに病院一択です。



5:発熱
発熱では、
単純に風邪の症状で、
起こっているのもあれば、
実は内臓の病気になっていて、
発熱している。
また、
身体に熱がこもっている
ときもあります。

「熱っぽいな・・」
と思う時は体温計で
測ってみましょう。



単独で37℃を超える時は、
様子を見ますが、
続く場合は病院に行きましょう。



迷わずに病院に行きましょう。

症状は人それぞれで、
同じ病気でも、
感じ方は人それぞれに違います。
病気ってそういうものです。

西洋医学は、
「医学=科学」って
言ってもいいくらい、
科学的根拠があって、
どの人にもあまねく、
等しく、結果が出ます。

ですので、
「いつもと違うな。」が、
3日以上続く時は、
一度は病院に行ってください。
何も無かったら、
それはそれでよしにしましょう。
問題は、

「重大な病気に
かかっている可能性」


なのです。



現在通院中、治療中の方へ。

お客様からの
お問い合わせで
よくあるのが、
  • 1週間前にMRIを撮った。
  • 内臓、血液の検査をした。
  • 現在病院に通っている。
です。
それで、
「はり・きゅう・
マッサージできないか?」
というものです。

私達が対応すべき状態は、
ある病気の二次的に
発生する苦痛です。
例えば、
糖尿病、各種肝炎、痛風
などの倦怠感とすると、
その病気自体は「治る」
のではありません。
あくまでも、
「緩和」「楽になる」
というものです。

五十肩、寝違い、
職業性の運動障害などの、
関節の動くべき範囲が
動かないのを、
一時的に可動範囲を
広げるわけです。
これも、
「動けるから、よかった。」
というものです。


医師はそれぞれの病症に
対して見立てをし、
計画立てて、
治療を行っています。

ですので、
医師の治療中の方は、一言、
「はり・きゅう・
マッサージにも
行ってもいいですか?」
と相談を持ちかけてください。

医師の判断では、
「いい」「だめ」と
判断してくれることでしょう。
そして、
そのとおりに従いましょう。



治療中でしたら、
まず医師に相談しましょう。



弊院でも、
電話問い合わせの時に、
同じく話をしています。
病院に行くべき症状を、
電話の段階で、
判断しています。



最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。


また次回、
よろしくお願いいたします。

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