沖洲・徳島港でファミリーフィッシング。電気ウキのメバル仕掛け公開。

ごきげんいかがでしょうか?
さんりんです。

いつも読んでくださり、
ありがとうございます。



今回のテーマ
今回の主役は「子供たち」です。



去年のお盆、
進路に悩める中3男子を連れて、
気分転換を兼ねて、
阿波おどりに連れていこうとするものの、
なんと3日間の滞在中、
すべて釣りをして、
最終日にアジを140匹、
釣り上げました。

今でも忘れられない、
爆釣ブログはこちらです。



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8/14阿波おどり<サビキ釣り。迷える中3男子と沖洲、徳島港で半夜。

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その少年は、
春から高校1年生になりました。

高校生になる前に、
もう一度あの港で釣りをしたい。
というリクエストで、
今度は、春から小学4年になる妹と、
父親の3人を連れて、
春の半夜、
電気ウキ仕掛けで、
メバル釣りに行くことになりました。

父親は長い友人で、
歳下ながら、しっかりしていて、
私もよくしてもらっています。

家族ぐるみで、
仲良くしてもらっている親子を連れて、
沖洲、徳島港にやって来ました。

子供の釣りといえば、
みんな大好きサビキ釣り。
手軽ですし、
すぐ釣れたりしますので、
子供たちには人気です。

ですが、
今回はウキ釣りということで、
子供たちは初めてです。
子供のする釣りにしては、
難易度も高めです。
ですので、私は今回、
完全ヘルプに回ります。

子供たちは、
メバルを釣ることができるのでしょうか?
そして、
電気ウキ仕掛けを、
操ることができるのでしょうか?

それでは、


沖洲・徳島港でファミリーフィッシング。
電気ウキのメバル仕掛け公開。



スタートです。



ブログを書いている人
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職業:鍼灸マッサージ治療院を運営。
   運良く23年目をさせていただいています。
   年間約2000症例。
   ウェブサイトをご覧ください。

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ぶんかの森治療院
徳島県徳島市にある、                      はり、きゅう、あんま、マッサージのお店です。

資格:はり師
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有益な内容を発信します。



徳島港の電気ウキ釣果:メバル5匹、ガガネ2匹。

釣れたのは全部で7匹。
メバルが5匹。
ガガネが2匹でした。

大きさはだいたい15cmぐらい。

結果発表
高1男子:メバル3匹。
小4女子:メバル2匹。
お父さん:ガガネ2匹。
でした。

電気ウキがスッと沈み、
アタリが伝わったとき、
子供たちのびっくりした表情と、
釣り竿をゆっくり引き上げて、
楽しくリールを巻く姿が、
忘れられません。

小さいながら、
ミニお刺身、焼きで、
おいしくいただきました。






初心者向け。徳島港で使える電気ウキ仕掛けを公開。

電気ウキのメバル仕掛けを、
釣り竿、リールから、
仕掛けを作る順番にご紹介します。

①釣り竿
釣り竿は身体の大きさに合わせて、
選べばよいと思います。
今回ですと、

5.3m(お父さん)、
4.5m(高1男子)、
3.6m(小4女子)を、
チョイスしました。

どこにでもある磯竿でOKです。



②リール
500円ぐらいのセール品でOKです。
道糸もセール品の、
ナイロン2号を巻いてください。



③電気ウキ
電気がつけばOKです。
私はずいぶん昔の電気ウキを、
使っています。






電気ウキの管に、道糸を通します。
その後、ゴム管を通して、
電気ウキを差し込みます。 



④おもり、サルカン
おもりは3B、
サルカンは、小、または極小。
電車結びで、
直結してくださってもOKです。






⑤ハリス、ケミホタル
ハリスは、
フロロカーボンの1.0号を使いました。
海の状況や、魚の釣れる具合を見ながら、
1.7号、1.5号、1.2号、1.0号、0.8号を、
使い分けます。
感覚でOKです。

私は、釣りショップの方に教わった通り、
はじめは太め、様子を見ながら細く、
変化させています。

ケミホタル25と、
TOHO,
Inc.社の「夜光うきゴム」、
特太、グリーンを使いました。
このサイズが、
ケミホタル25を止めるのに、
ピッタリです。

光る範囲も広がるので、
集魚効果もアップします。

1cmぐらいにカットした、
夜行うきゴムを2つ、
針を結ぶ前に、通しておきます。






⑥針、エサ
針は伊勢尼5号を使いました。
針もハリスと同じで、
海の状況と、魚の釣れる具合を見ながら、
針の形や大きさを変えていきます。

これもまた釣りショップで教わった通り、
はじめは大きめ、徐々に小さめ。と、
変化させています。

エサはオキアミのSです。
その中でも、
できるだけ小さめのオキアミが、
ベストです。

エサのつけ方は、
みなさまお好みがあるかと思います。
私は、
与茂田港で出会った、
アジ釣りメンターの教えの通り、
針先がオキアミの黒目の近くに、
なるようにつけています。

夜の海の中で、
オキアミの目はかすかに光るようで、
魚は、かすかに光る目を、
食べにくるそうです。

針先をオキアミの目の近くに、
つけることによって、
釣れる確率は高まるということです。

ちなみに、
与茂田港のアジ釣りメンターの、
レッスンブログはこちらから。


あわせて読みたい

子供も大人もハマる!人魚一体で「合わせる」瞬間の楽しさ。

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また、
針の上15cmぐらいに、
夜行ウキゴムとケミホタル25を、
取り付けてください。

釣り竿を引き上げたとき、
目印になって、
竿さばきがスムーズになります。






⑦タナ
徳島港の場合、
満潮あたりになっていて、
潮が高いときは、ウキ下2ヒロ。
また、
干潮あたりになっていて、
潮が低いときは、
ウキ下1ヒロから1ヒロ矢引。
ちなみに「矢引」は、
釣り人が弓矢をひいたぐらいの長さです。



あなたも家族連れを、釣りに連れて行こう。

手ぶらの状態の家族連れ3人を、
釣りに連れて行くということは、
それ相当に、
準備が必要になってきます。

実際にやっていると、
あれこれと、気づくことがあります。
釣り竿の長さが、
大人と子供で違う。
リールに釣り糸は巻けているか。
電球ウキ用の電池の予備があるか。
ケミホタルに予備はあるか。
全員分のライフジャケットがあるか。
などなど、
釣り道具の準備に、
結構な時間がかかります。
なんだか、遠足の前の日みたいで、
それはそれで、楽しいですよ。

そして、
徳島港への往復の道中、
食べ物や飲み物の準備。
寒くなるかもしれないので、
カイロの準備。
釣りが終わった後の手洗い水とタオル。
想像をふくらませながら、
これもまた、楽しいですよ。

そこまで準備をして、
ようやく港に到着。
仕掛けを作れるようになります。

道具はみんなで運んで、
凍っているオキアミを溶かしながら、
お父さんが子供たちの、
ライフジャケットを着せているうちに、
手際よく、3人分の仕掛けを作って、
子供たちから、
釣り竿を渡していきます。

釣りが始まれば始まったで、
エビをつけてほしい。
糸が絡まった。
魚が釣れたら写真を撮り、
魚を外せないから一緒に外して。

釣れなくなったら、
退屈になってきて、
オキアミをまいてもらったりして、
退屈しのぎをさせます。

夜なのでそのうち、
寒くなってきた、疲れてきた、
眠くなってきた、
トイレ行きたくなってきた。
お茶が飲みたい。など、

いろんなことが起こります。
全てに対応して、
気分よく、楽しく、
釣りができました。

私はいまだに独身で、
子供もいませんが、
自分に子供がいることにして、
できる限りの準備、段取りを、
想像していました。

その準備をベースにして、
一番やりたかったことは、

子供たちに魚を釣る体験で、
笑顔になってもらいたい。


釣り道具を使って、
ウキが沈むことで魚が釣れる。
釣り竿をゆっくり上げて、
リールをゆっくり巻く。

魚が釣れるまでの感覚、体験が、
楽しいと思ってもらうことです。

はじめは、
オキアミを付けるのも、
仕掛けを海に入れるのも、
釣れた魚を陸にあげて、
針を外すのも、
すべて私がサポートしました。

使い方がわかってくると、
子供たちは、
私に聞いてきて、
自分でオキアミをつけ、
仕掛けを海に入れはじめます。

釣れたメバルの針は私が外しますが、
魚バサミで、
メバルをホールドしていました。
そして自分が釣り上げたメバルを、
大切に持っていました。

初めてメバルを釣った、
2人の驚きの表情と笑顔が、
忘れられません。

帰りの車の中でも、
家に帰ってきてからでも、
釣りが楽しかった。また行きたい。
と笑顔でした。

釣りを通して、子供たちが笑顔になる。

静かな徳島港で親子が並んで、
電気ウキを見つめる時間。
釣れた魚以上に心に残る、
ひとときでした。

釣りに行くから帰るまでの時間を、
楽しく過ごせて普通だというレベルで、
準備を充分にしてください。



笑顔のための準備をしよう。

私は今まで多くの方と釣りをしました。
釣り道具は持っていない方々と、
釣りをするので、
私はすべての準備をしています。

パッと聞くと、
めんどくさい話だと思われると思います。
ですが、
その先に笑顔がある。笑顔になる。
そう思うと、準備は楽しくなります。

もしも、魚が釣れなかったとしても、
魚を釣る体験ができた。
準備をしてくれたことがうれしかったと、
感じると思います。

誰かと釣りに行くという体験を通して、
「段取り」を学んでいます。

実は、これは、
仕事にも共通しているところがあります。

仕事をするための準備。
トラブルが起こることを考えて、
最悪の想定をする。
そして、その対応を準備しておく。

消耗品などがある場合は、
途切れない仕組みを考えておく。

不慣れな方や初めての方に、
わかるような話し方をする。

もしも何も不具合が起こらなかったら、
それはそのままスルーして、
みんなの状態が良くなるような、
現場が楽しくなるような、
雰囲気作りのエッセンスを、
提供できると思っています。

多くの失敗をしながら段取りを学び、
「都合のいい人」ではなく、
「また一緒に仕事をしたい人」を目指しながらも、
相手も自分も負担に思わない、
「いい人」になりましょう。



今回のまとめ
子供たちの笑顔のために、最高の準備をしよう。


最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。

また次回、
よろしくお願いいたします。

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