ストレス上等!「あきらめ」と「手放し」で養生できる。




いろんなことにがまんしすぎていませんか?

ごきげんいかがでしょうか?
さんりんです。

いつも読んでくださり、
ありがとうございます。



今回のテーマ
がまんが及ぼす、身体への影響とその対策。



あなたは日頃から、
どのぐらいの、
がまんをしているでしょうか?
「まあしょうがないか」
と思うレベルから、
自分の考えを言えず、
くちびるをかむ
ぐらいのストレスの時もあるでしょう。

子供でしたら、
すぐに感情表現して怒りを出せます。
それが、
大人となると、
本当は感情表現して怒りたいのに、
できない。
その差分にストレスが発生するのです。

大人になっても、
嫌なことを「嫌だ」
と言いたいですね。

「怒」を表す漢字には、
両手をしなやかに重ねて、
ひざまずく女性。
力を尽くして働く女性という、
意味がこめられています。
つまり、
がまんをしているさまを表しています。

現代人の怒るには、
主に会社での、
過剰労働、サービス残業、
接待○○、○○ハラスメント・・
が多いのではないでしょうか。

上司も部下も、
何かしらややこしいストレスを、
受けています。
これも等しく、
がまんをしているということです。

私生活では、
同性、異性の問題、
家族、親族の問題、
ストレス=人間関係のパターンは、
ほんとうに多いですね。

いじめや愚痴悪口などの、
陰湿な言葉であったり、
自分ではどうしようもないことも、
ストレスとなることが多いと思います。

ストレスのスタートが周囲なら、
回避する手だてがあるので、
対応する余地はありますが、
わかりにくいのは、
自分始まりのストレスです。

自分の行動や自分の性格が、
周囲との不和を生んでいるのではないか。
自然とそう思い込んでしまう。

何にも行動できない。
自分の意見を言えない。
そして、後ろ向きな考えになる。
これがくりかえされる。

これこそ大きな問題なのです。
このパターンは多いかもしれません。
あなたの周囲ではいかがでしょうか?

私も少なからず、
陰キャ、内向、引きこもりの
要素がありますので、
自戒の念を込めて、
このブログを書くことにしました。

こんな私でも、
れっきとした東洋医学を学ぶ、
鍼灸師、あんまマッサージ師です。
西洋医学も広く浅く学んでおります。

正直なところ、
私も生活していると、
ネガティブになることもあります。
そんなときは、
「ちょっと待って。リラックスしよう。」
早めに寝たり、運動したりしています。

怒りやがまんが、
身体に及ぼす影響と、
それに対する対応をご紹介します。

ブログを読み終わってくださると、
ストレスに対する知識が、
ついていることでしょう。
あとは行動するのみです。

ストレス社会に生きる現代人に、
少しでも楽に生きるヒントとなれば、
うれしいです。

それでは、

ストレス上等!
「あきらめ」と「手放し」で養生できる。


スタートです。



ブログを書いている人
ブログネーム:さんりん

職業:鍼灸マッサージ治療院を運営。
   運良く21年目をさせていただいています。
   年間約2000症例。
   ウェブサイトをご覧ください。
   ぶんかの森治療院

資格:はり師
   きゅう師
   あんま・マッサージ・指圧師
   (国家資格・厚生労働大臣)

会社員・公務員・フリーランスを問わず、
仕事や人間関係、生活にまつわる、
有益な内容を発信します。



思っている以上にダメージを負っています。

あなたのストレスレベルは、
どのくらいでしょうか?
ストレスと感じるのは、
各々の感じ方があり、みんな違います。

ちょっと注意されただけで、
ものすごく落ち込む人もいますし、
ガミガミ注意されても、
全然平気な人もいます。

平均して、
ストレスを感じやすいのは、
優しい人が多い傾向にあります。
人にズケズケ言うこともなく、
平和主義なところがあるからです。

そういう性格な所に、
ガンガン注意してくると、
言い返したりしない気質から、
しょんぼりしてしまうのも
想像がつきますね。

学校でも仕事でも、
恋愛でも家庭生活でも、
すべての人間関係で、
注意した側は
当たり前のようにいうのですが、
言われた方は自分の行動や結果が、
否定されたように感じるのです。

そこで、
「それではどうすればいいでしょうか?」と、
改善案の質問ができたり、
「え?怒っている?顔が怖いよー」って
返せたりできるのならいいのですが、

おおよそ、
そういう雰囲気にはなっていません。
そして、
ほとんどの場合その出来事は放置されます。
その結果、
叱られた。
怒られた。
注意された。
という事実だけが残ることになり、
小さなそれの繰り返しが、
その人をネガティブに印象づけるのです。

それが嫌で、
会社を辞めたり、
人と付き合なくなったり、
できるのならいいのですが、
ほとんどの人はできません。
本人も気が付かないまま、
体調不良が起こります。






がまんしすぎて身体に起こる3つの特徴。

①筋肉の緊張の連続。

がまんをしすぎる、
優しくいようとする、
これをくりかえしていると、
全身の筋肉が緊張して、
よくいう、
「こってくる」状態になります。
肩こり、首こり、
身体が重い、手足がだるい、
頭痛がする。
症状は違えど、
基本はすべて筋肉の緊張の連続です。



②消化・排泄機能の不調。

がまんの連続は、
筋肉の緊張とともに、
消化不良や排泄不良が起こります。
少食と過食を繰り返す、
おなかが重たい、
便秘と下痢を繰り返す、
頻尿が起きる。

がまんをしすぎると、
自律神経の不調を起こすのです。



③柔軟な考えができなくなる。

何度も何度も
注意を受けたり、
怒られたり、
いじられたりしていると、
だんだんと考え方が固まってしまい、
あれこれと想像できなくなります。

自分の意見があったとしても、
過去に自分の意見を言って、
注意を受けたことがあると、
言わなくなってしまう。

「自分の思ったことを口に出して言う。」
「分かりません。」
「もう一度おねがいします。」
これができない。言えない。
そこにあきらめがあると、
思考することすらできなくなります。

本当につらいと思います。
積もり積もって、
性格まで変わってしまう。

脳の思考する枠の10%でも、
ネガティブになっていると、
残りの90%で、
100%の仕事をしなければならない。
思考能力が落ちるのも自然なのです。



番外編:とてつもない眼精疲労。

①で筋肉の緊張の連続を紹介しました。
目周辺は筋肉の集合。
そして、視神経から脳へ伝わり、
後頭葉で認識しています。
目の筋肉はピントを合わす働きがあります。

筋肉の緊張が続くと、
そのピントが合いにくくなります。
それを合わそうとするので、
さらに肩から上の筋肉が緊張を起こします。
習慣化するので、
疲労はなかなか取れません。






「手放し」「あきらめ」の養生をしよう。

「手放し」や「あきらめ」といっても、
すべてをあきらめたり、手放したり、
するわけではありません。
「今日一日をここまでがんばった。」
という意味を込めて、
あきらめよう、終わろう。
という意味です。

そうすると今度は、
「明日に向けての準備をしよう。」
という気持ちを込めて、養生します。

養生というのはゲームで言うと、
ライフの回復です。
ポーションや呪文で、
回復するわけではありません。
実生活では習慣で、
仕事などで負ったダメージを、
回復させるのです。

決してむつかしいことではありません。
かんたんにいくつか紹介します。
ぜひ、
できることからやってください。



①食べ過ぎ、飲み過ぎない。

特にランチの食べ過ぎは、
消化不良になるだけでなく、
消化器官に負荷をかけすぎることになります。
屋外で働く方はカロリーが必要なので、
ある程度食べてもいいのですが、
デスクワークの方は、
なるべく少食にしてください。

また夜中の食事、飲酒はやめてください。
飲食物の消化・吸収のために、
良質な睡眠がとれなくなります。


②禁酒と禁煙。

個人差はありますが、
お酒とタバコはやめたほうがいいです。
日本人は、
アルコール分解酵素が少ない傾向にあり、
お酒に弱いのです。
またタバコは、
血管収縮に大きく作用しますので、
全ての臓器器官の、
働きが低下すると考えていいでしょう。

30歳を境に禁煙。
40歳を境にお酒は週2回、
飲酒量も少なくする。夜遅くまで飲まない。
をおすすめします。



③湯船につかる。

日中のストレスを忘れさせるのは、
お風呂です。
浴槽に張った、たっぷりのお湯で、
心身ともに疲れた身体を、
リラックスさせてください。
お湯に入った時の「あーきもちいい」
身体が副交感神経優位になり、
日中のストレスを落ち着かせます。

家に帰ったら、
一番に浴槽にお湯をためてください。



④スマホを見ない。

がまんしすぎて身体におこる三つの特徴
の番外編に、
とてつもない眼精疲労を書きました。
筋肉の緊張とともに起こる眼精疲労の、
大きな原因はスマホです。
パソコンモニターでも目が疲れますが、
それよりもスマホ画面は小さいので、
目周辺の筋肉を酷使します。

寝落ちするまで、
スマホを見るのはやめてください。
寝ながら画面を見るということは、
腕が上がり、肩首にも力が入っています。

そしてスマホの光で睡眠の質が低下します。
身体は寝ても脳は起きてる。
十分に身体の疲れが取れません。

朝起きたら眠たいはずです。

帰ってきたら、
眠る部屋とは別の部屋で充電をしてください。



⑤運動習慣、外出習慣。

最低週1回は運動してください。
種類は何でも構いません。
ジムや公園に行ってもいいです。
単純に道を歩くだけでもいいです。

私はジョギングを運動習慣に取り入れていて、
3/24のとくしまマラソン完走を、
目標にしています。

また、
アウトドアや釣りなどの趣味もしてください。
ショッピングに行くのもいいですし、
ドライブで、
おいしいものを食べに行きましょう。

友人知人を誘って、
遊びの提案をしてください。
プランを立てる練習と身体の気分転換。
一石二鳥というわけです。



⑥自炊して酸味を加える。

食事の中にもストレス対策があります。
それはメニューの中に酸味を加えることです。
「すっぱい」って思うことです。
ストレス状態では、
どうしても血が上るようになり、
頭の中は仕事や人間関係や不安で、
埋め尽くされています。

それを少しでも軽減させるために、
酸味を取ってください。
酢の物を食べる。
ドレッシングの代わりにレモンを絞る。
焼き魚に柑橘系をかける。
梅干しを食べる。

できるだけ自炊をして、
酸味を習慣化してください。



⑦できるだけ早く横になる。

仕事が終わって、疲れて帰宅して、
自宅では、
なるべく早く横になってください。
そしてこう思ってください。
「今日一日を精一杯がんばった。よかった。」
今日にありがとう。
できなかったことや、
思い残すこともあるけど、
「今日はがんばったけれど、できなかった。」
という意味であきらめるということです。

明日のために寝るのです。
そうするとまた明日には朝になり、
今日も一日がんばろうと思うのです。

その繰り返しで、
少々のストレスに耐えうる身体を作るのです。
睡眠で健康の基礎レベルをあげましょう。

睡眠の過去ブログをあげておきます。
合わせて読んでください。



良好な人間関係の構築のために、今日からできる生活改善をご提案します。







身体を横にして目を閉じるだけで、眠ったことにしよう。




過度の期待を持ちすぎている。

①対人関係において。

人への期待って無限にしていると思いませんか?

○○さんなら、
こちらの思うようにやってくれる。
私が○○さんを大好きだから、
相手も好きなはずだ。

自分の勝手な思い込みから、
相手のキャラクターを作り上げてしまう。
その差分にストレスを感じている。



②情報において。

インターネットの普及によって、
スマホ1つで、
どんな情報にもアクセスできると、
思い込んでいるのではないでしょうか。

ネットの情報はあくまでも参考であり、
考えるのは自分自身である。
ということを忘れています。

それに気がつくこともなく、
誰よりもいい情報を手に入れるために、
必死になってしまい、眼精疲労になるのです。

また、SNSの普及によって、
スマホから離れられなくなっているのも現実です。
これもまた、眼精疲労の一因です。



人の本質は変わっていない。

どんなに便利な世の中になっても、
どんなに素晴らしい仕組みができたとしても、
人が朝起きて夜寝るまでは、
昔も今もそう変わっていないと思います。

ひょっとしたら、
今の方が忙しくなってしまっている
かもしれません。

パソコンやインターネットの普及は
本来の人の思考能力を、
格段にあげているので、
その情報処理能力に人の方が追いつけない。
だから、
ひたすら働くことになるのです。

現在の便利さ、想像の中の便利さと、
人が実際に生きて行くアナログさには、
大きな大きな差分があり、
そのギャップに、
ストレスを感じている人もいると思います。

人体は昔から今日までほとんど変化していません。
ですので昔の生活が合うのです。

現代人の生活スタイルは、
現在の便利さをある程度利用しつつ、
その一方で、
便利すぎることを
「あきらめ」「手放す」ことで、
健康に生きていけるのです。

今回のブログは、
自分でできる内面の話ばかりをしています。
数多くあるストレスの中で、
体調を崩す人は本当に多いです。
あなたが、
1つでも実行してくださったらうれしいです。



今回のまとめ
ストレスはセルフケアで軽減できる。



最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。

また次回、
よろしくお願いいたします。

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