釣りファン必読。港のレッスン公開。沖洲で出会ったサビキレジェンド。




気づいたら釣りを始めていたサビキレジェンド。


ごきげんいかがでしょうか?
さんりんです。

いつも読んでくださり、
ありがとうございます。



今回のテーマ
釣果を上げるには、習うしかない。



お盆に3日間連続で、
中3男子とサビキ釣りをして、
最終日にアジ140匹を釣りました。

彼にとっても私にとっても、
忘れられない釣りになりました。

あまりにうれしすぎたので、
ブログにしています。
ぜひ読んでください。



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8/14阿波おどり<サビキ釣り。迷える中3男子と沖洲で半夜。

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せっせと楽しく釣りをしていて、
夕方になって、そろそろ帰ろうかな。
という時間に差しかかかった時、
スッと、ひとりの人影が見えました。

これから釣るのかな?と思い、
となりをチラ見をすると、
「え?なに?」
人影はすでにアジを釣りあげていました。
「ほんと?まじで?」
二度見レベルです。

それが、沖洲の港で出会った、
サビキレジェンドです。

普段はまじめな記事ですが、
今回ばかりは完全趣味ブログ。
釣りファンに、
喜んでもらえるように書きますので、
ぜひ最後まで読んでください。
よろしくお願いいたします。

また、今回のブログを書くにあたって、
サビキレジェンドご本人の許可を、
得ております。

最後のパートでは、
サビキレジェンドのレッスンの内容を、
公開していますので、
ぜひ最後まで読んでください。

それでは、


港でレッスンが始まった。
沖洲で出会ったサビキレジェンド。



スタートです。



ブログを書いている人
ブログネーム:さんりん

職業:鍼灸マッサージ治療院を運営。
   運良く22年目をさせていただいています。
   年間約2000症例。
   ウェブサイトをご覧ください。
   ぶんかの森治療院

資格:はり師
   きゅう師
   あんま・マッサージ・指圧師
   (国家資格・厚生労働大臣)

会社員・公務員・フリーランスを問わず、
仕事や人間関係、生活にまつわる、
有益な内容を発信します。



プレゼント付きのレッスンが始まった。

港に行けば、
釣りのやり方をあれやこれやと、
しゃべっている人がいます。

私は話しやすそうに見えるのか、
結構いろんな方が話しかけてきます。

ほとんどの人の話は、
さらっと流すのですが、
サビキレジェンドは、
やたらと食い気味にしゃべってきました。

鈎の号数、たなの深さ、から始まり、
ああ、いつもの話を聞いてほしい人が来たな。
と思って、ふむふむ聞いていると、
釣り竿の長さ、種類。
最後には釣り方にまで、
話し始めました。

少しは持ち上げた方がいいかな。
と思って、
「お父さんすごいですね。」
と相づちを入れていました。

それでもさらに深く話してくるので、
こちらもさらに、
「お父さん天才ですね。」とか、
「キャリア何年ですか?」とか、
持ち上げまくっていました。

話の流れで、実際に、
サビキレジェンドの話す通りに、
釣ってみよう。
ということになり、
実践すると本当に釣れるのです。

その日は釣れていましたが、
加速度的に釣れるようになったのです。
それで釣果140匹になりました。

サビキレジェンドのレッスンを受けながら、
中3男子と夢中で釣りしました。

もうとっぷり日も暮れて、
もう終わろうかという雰囲気になった頃、
「時々釣りにくるんだろ?」
「これ使ってくれよ。絶対釣れるから。」
と言って、
サビキレジェンド自作のサビキしかけを頂きました。






「手返しよく。」を具体化している。

釣りの雑誌やインターネットの記事で、
サビキ釣りの釣果のパートになると、
「手返しよく釣る。」
というワードがよくでてきます。

この抽象的な、「手返しよく釣る。」
を具体的に言うと、

「自分が疲れにくく、
効率よく釣り具を操り、
魚が釣れる確率を高めて、
釣れたら、確実にクーラーに収める。」
この連続となります。
これでもまだ抽象的です。

これをさらに具体化するために、
実際に教わった、
サビキレジェンドのレッスンを公開します。

実際に釣りをする前の、
準備段階からご説明いたします。



①釣り竿の長さ。

釣り竿の長さは3m。
釣りをする場所にもよりますが、
だいたいの港では3mで十分です。
私は4.5mの磯竿でした。
これでは長すぎる。
これでアジが釣れても、
取り込みに手間取ります。

では、
3mの釣り竿を買わないといけないのか?
買わなくても大丈夫です。

それを解決するために、
その場で釣り竿を短くする方法を、
教えてくれました。

ガムテープを使って釣り竿を短くします。

ガムテープの種類は、
紙ではなく、布テープです。

元竿の1つ先のガイド、
だいたい#4ガイドの手前に、
布テープを巻きます。

手順①
ガイドの手前に約3回巻きます。
手順②
布テープの幅半分ぐらいに切って、
さらにガイドの手前で重ねて2回巻きます。
そして、元竿に収納します。

布テープがクッションになって、
元竿との間のぐらつきはなくなります。
ぐらつく場合は、
さらに布テープを巻いて補強してください。

これで4.5mの竿が3.5mに短くなります。
赤あみを入れて投入するときも、
釣れた魚を取り込むときも、
竿さばきがよくなります。






②しかけの長さ。

しかけ自体はシンプルで、
道糸ナイロン2号に、
サビキしかけ、
かご小。です。

ここで大切なのは、
しかけ全体の長さです。

かごを竿尻より約20cm長くして固定します。
この長さで道糸をリールのフックにかけると、
ガイドをオープンにしても、
それ以上、道糸が出ません。

一度リールを巻いたり、
釣り糸を出してしまうと、
次に同じタナに合わせるのが、
正確でなくなり、
勘に頼るようになります。

ですので、
釣りを始める前に、
かごを竿尻から約20cm出して、
道糸をリールのフックにかけて、
しかけの長さを固定してしまいます。

ちなみにサビキレジェンドは、
2.8mの延べ竿を使って、
竿尻より約20cm長く、
しかけをつけていました。
そもそもリールを使わない作戦です。

「手返しよく」の具体的な要素は、
竿さばきを楽にして、
リールを巻かない。
ということです。






③赤あみとクーラーの位置。

サビキ釣りをするときに、
ほとんどの方が、
考えもつかないのが、
赤あみとクーラーの位置です。

これは本当に大切で、
釣りでの疲れの程度が本当に軽いです。

ほとんどの方は、
一旦地面に釣り竿をおいて、
腰を曲げたり、しゃがんだりして、
釣れたアジを外したり、
赤あみを入れたりしています。

サビキ釣りは単調なので、
同じ動作を何度も繰り返すことになります。
ですので、
できるだけ自分は立ったままで、
動かないようにしたい。
余計な動作を省くのです。

サビキレジェンドは、
かごに赤あみを入れるときも、
釣れたアジをクーラーに入れるときも、
自分は一歩も動きません。
釣る場所で立っているだけです。

それを教わり、実際にやってみると、
このようになります。






私は赤あみとクーラーの間に立っています。
赤あみを陸地ギリギリに置いておくと、
ガードレールをまたがずに、
赤あみを入れることができます。

そして、
釣れたアジをクーラーに入れやすくするために、
クーラーのふたを、
ガードレールの外に入れ込みます。
取り込みのときに、
アジが落下したとしても、
クーラーの蓋にあたり、
そのままクーラーに入ります。

釣りをしているときは、
常にクーラーのふたを開けていますので、
氷の大を買っています。

赤あみとクーラーの位置は、
あまり考えられてないと思います。
釣りやすくなりますので、
ぜひ試してみてください。



④すぐに釣りができる状態にしておく。

ほとんどの人は、
釣竿と仕掛けを港でセットしていると思います。
私もそうでした。
ですが、サビキレジェンドは違います。
もうすでに仕掛けが作られています。

①と②が準備されている状態で、
ガイドを収納して、
仕掛けを釣り竿に巻きつけています。
巻き付けるときに、
幹糸を釣り針に押し当てて、
釣り針が外に出ないように工夫しています。
そして。
かごとリールを輪ゴムで結んでとめています。

こういった準備をしているので、
港に着くやいなや、
アジを釣り上げているのです。

このスピード感すごくないですか?
私はこの準備に感動して、
サビキ釣りに行くときは、
このポジションで港に行くようになりました。






シンプルすぎる、サビキの釣り方。

今までの私はサビキ釣りを、
こんな風に考えていました。

赤あみを投入すると、
海の中で舞って、アジが食べる。
間違って釣り針を食べて釣れる。

たまたま回ってきたアジを、
偶然に釣った。というイメージです。

ですが、サビキレジェンドは違います。
どうすれば魚がかかるかを、
常に考え続けています。
長年の経験から、
こうおっしゃっていました。

釣れるためには、
アジが釣り針を食べる確率を、
上げなければならない。

ではどうすればよいのか?

結論は、


海の中で、
赤あみと釣り針を混在させる時間を、
長くする。



です。

サビキレジェンドのレッスンで教わった、
釣り方をご紹介します。



サビキレジェンドのレッスン。

釣りをする前の準備段階として、
①釣り竿は3m程度。
②しかけは竿尻から約20cmで固定。
③赤あみとクーラーの位置を固定。
ここまでできたら、
釣り始めましょう。

赤あみはかごいっぱいまで入れません。
半分ぐらい入ってれば大丈夫です。

釣り竿の長さのポイントに、
しかけをゆっくり沈めます。
海面から竿先が少し出るぐらい沈めます。

沈めたらすぐにしゃくります。
(しゃくり1回目)
かごの中の赤あみを水面下で出して、
釣り針と同調させます。
そして少し待ちます。
釣れるときはここで釣れます。

釣れないときは、
すぐに2回目のしゃくりを入れます。
(しゃくり2回目)
もう一度赤あみを水面下で出して、
釣り針と同調させます。

この時に、
竿先が水面に入るぐらい、
少し竿先を下げます。
サビレジェンドはこれを、
「竿をお辞儀させる。」と、
呼んでいました。
このお辞儀の時になぜかよく釣れます。

この動作を30秒でやっています。
2回目のしゃくりで釣れなかったら、
釣り竿を引き上げて、
すぐに赤あみを入れます。

これを連続させます。

これでは、
すぐに赤あみがなくなってしまうのではないか?
と思いますが、
実践しましたら、
赤あみ1袋を使い切るのに、
約1時間半かかります。

十分にサビキ釣りを楽しめます。

その他の注意点として、
場所を決めれば、その場所で釣る。
また、
となりで釣れていたら、
釣竿をとなりの方に寄せがちですが、
それをせずに真っすぐ釣る。
と話されていました。







メモ・行動・拡散。

今回港で出会ったサビキレジェンドは、
サビキ釣りのテクニックを、
私だけに教えているのではなく、
釣れてなさそうな人、みんなに教えています。

自分の今までの経験の最適解を、
余すところなく、実践で教えて、
釣果が上がり、みんながよろこぶ。

私はよろこんだ後、
何度も港に通い、
レッスンしてくれたことを実践して、
釣果を上げることができました。

また実践中に、
サビキレジェンドに何度も一緒になって、
疑問点を質問したり、
釣り方だけでなく、
潮の流れ、潮の満ち欠けなどの知識も、
教えていただいたりしてきました

それをこうしてブログに書いて拡散する。
そこまでしたいと思いました。

もしもサビキ釣りで釣れない人が、
釣れる方法はないかと、
検索しているかもしれない。

偶然にこのブログを読んだ人が、
このとおりに釣りをして、
釣果が上がるかもしれないと思うからです。

最後まで読んでくれたあなたと、
釣果を上げて、
釣りの楽しさを共有したいです。



今回のまとめ
「手返しよく。」を極めよう。
最小の労力と釣り方で釣果は上がる。



最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。

また次回、
よろしくお願いいたします。

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