とくしまマラソン2025完走。失速の中で見つけた希望の一歩。




とくしまマラソン2025完走しました。


ごきげんいかがでしょうか?
さんりんです。

いつも読んでくださり、
ありがとうございます。



今回のテーマ
フルマラソン完走で感じる、日々の大切さを語らせてください。



このブログを始める前に、
話しておかなければならないのは、
私は決して、
マラソンガチ勢ではありません。

毎日走っていません。
飲食に気をつけていません。
一緒に練習する仲間もいません。

走ることがただただ気持ちよく、
仕事で疲れても、
走ることで復活します。
健康でいられて、体力もつく。
お金もそんなにかからない。

フルマラソンは
その延長線上にありました。

ただ走るだけ。
シンプルに走るだけ。
続けていると、
姿勢よく走りたい。
呼吸を整えて走りたい。
そして、
もっと長く走っていたい。

繰り返し走ることで、
好きになってきました。
今では、
走ることが生活習慣の中にあります。

そんな私は、昨年の大会、
とくしまマラソン2024に参加しました。
5年ぶりの復帰のフルマラソン。

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そして今年、2年連続の参加。
走りながら感じた違いや、
自分の気持ちの変化に、
気付かされる大会になりました。

いつもは、
ビジネスブログや釣りブログを、
書いていますが、
今回はフルマラソンブログです。
完全に趣味のブログになりますが、
最後までお付き合いください。

悪条件の中、ハプニングも起こり、
厳しい状態でのレースなりました。
そんな中でも前を向き、
多くのサポートを受けながら、
少しずつの達成からのゴール。

フルマラソンを通じて、
日常をどのように過ごすべきなのか?
人にどのように接するべきなのか?
結果と同じぐらい過程も大切。

エピソードを交えながら、
ご紹介しますので、
共感してくださるとうれしいです。


それでは、


とくしまマラソン2025完走。
失速の中で見つけた希望の一歩。



スタートです。



ブログを書いている人
ブログネーム:さんりん

職業:鍼灸マッサージ治療院を運営。
   運良く23年目をさせていただいています。
   年間約2000症例。
   ウェブサイトをご覧ください。

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ぶんかの森治療院
徳島県徳島市にある、                      はり、きゅう、あんま、マッサージのお店です。

資格:はり師
   きゅう師
   あんま・マッサージ・指圧師
   (国家資格・厚生労働大臣)

会社員・公務員・フリーランスを問わず、
仕事や人間関係、生活にまつわる、
有益な内容を発信します。



完走タイム:5時間34分11秒。

結果から申し上げますと、
約5時間30分でゴールしました。

去年とよく似たタイムです。
無事に完走できて一安心。
よかったです。

だんだんペースが落ちる中、
走ってる間、いろんなことを考えました。

いくつかのエピソードに分けて、
ストーリー仕立てで、
ご紹介します。






暑さによる疲労と脱水。

ほとんどのランナーが、
感じていたのではないでしょうか。
今回のフルマラソン、
かなり暑かったです。

スタート前は、
ゴミ袋で作ったポンチョ、
その上にウィンドブレーカーを、
着ていましたが、
走り始めた時点で、
すぐに暑くなりました。

ポンチョはたたんでランパンの後ろに、
挟み込む。
ウィンドブレーカーは、
そでをくくって、
たすきにかけて走りました。

走る計画として今回も、
1つの計画をたてていました。

それが、
「NOストップ計画」です。

15kmあたりまでは、
トイレは行かない。給水所も行かない。
という計画です。

スタートのギリギリまで、
ストレッチをやり続けて、
合間でトイレに入ります。
グミキャンディとゼリー飲料を準備して、
それを飲みながらやりすごして、
給水所では止まらない。

なぜこんな計画を立てるかと言いますと、
時間のロスを最小限にするためです。
トイレは必ず並びます。
給水所も歩くようになります。
ただでさえ時間がかかるのに、
序盤で、
タイムロスをしていられません。

ですが、今回ばかりは、
7時間耐久マラソンデスマッチと、
言ってもいいぐらい、
最強の敵が現れました。
それが暑さでした。

20kmあたりまでは、
5時間のペースメーカーを抜き去って、
夢の4時間台になるんじゃないか?
と期待が持てるぐらいの展開でした。

ですがこの暑さにはかないません。
NOストップ計画など、
机上の空論。
スタート直後から、
ゼリー飲料はすぐに飲み終わり、
第一給水所から給水を始める始末。

そしてやはりレース中盤からの疲労が、
姿を現して、
いつもの筋肉疲労を通り越して、
普段痛くならないところまで痛み始めます。
最後には肘の内側まで痛くなります。

途中のエイドで何回か、
コールドスプレーのサービスがあります。
「どこがいいですか?」の問いに、
「オールで。」と答えて、
全身冷やしてもらっていました。

脚を前に踏み出すのにも、
精一杯になるほど、
身体は重く、痛くなる。

そして、
疲労と痛みに追い打ちをかけるのが、
脱水でした。






給水所のトラブルと沿道の方の神対応。

20kmか25kmあたりから、
明らかな異変を感じます。

給水所から、
ミネラルウォーターがなくなるのです。

はじめは「え?」「ほんと?」
と思いつつも、
次の給水所は大丈夫だろうと思い、
そのまま走りましたが、
次の給水所もまさかの、
ミネラルウォーターがないのです。

給水所では、
塩分タブレット、
ポカリスエット、
ミネラルウォーターの順で給水します。

ミネラル
ウォーター切れを起こして、
ポカリスエットだけで、
対応していたのです。

時々給水所で、
ミネラルウォーターがあるときは、
ほかのランナーにも気を使って、
1つだけもらっていました。

レース中盤から後半は、
日差しが照りつけ、
体温がどんどん上がります。
ミネラルウォーターを飲むだけではなく、
頭や首、顔にたくさんかけて、
体温を落として、
再び走り始めるランナーが多いです。
私もその1人です。

それができない。

30kmの後半あたり、
明らかな脱水症状を感じました。
けだるさと疲労感。
なんだかぼーっとしてくる。

今までこんなことなかったので、
これが脱水症状なのだと、
身をもって知ることになります。

暑さの中、
疲労と脱水で、体力が削られていく。
そんな中、沿道から、
1人の女性の大きな声が聞こえます。

「給水所のお水切れてるんやろ。」
「お水あるから、たくさん飲み。」
「そのまま走ると倒れてしまうよ。」

なんと、そのグループは、
自主的に、
ミネラルウオーターとコップを、
たくさん買って、
ランナーたちに配っていたのです。

何回飲んでもいい。頭にかけてもいい。
まさに命の水。

脱水気味の私は、
気づけばお水を飲んでいました。
頭にも首にもかけていました。

「ほんまにありがとう。助かった。」
「これで、あと少し、走れるよ。」

他にも飲み物を出している、
エイドのグループはありましたが、
ミネラルウォーターだけを、
直接ランナーに配っているのは、
このグループだけでした。

おそらく、
マラソン経験者なのだろうと思います。

そうじゃないと、
給水所のミネラル
ウォーターが、
なくなることに気が付き、
自らのお金で、
ミネラルウォーターとコップを買い、
ランナーに渡し続ける。
などということが、
できるはずもありません。

まさに神対応。
私はゴッドに出会いました。

そのおかげでゴールできました。
ランナーに水を配り続けている姿を、
忘れることができません。

大会スタッフではない。
沿道の応援の方々の勇気ある行動。
その優しさに、
どれだけ救われたかわかりません。

本当にありがとう。
感謝しています。






25kmからの地獄モード。
ここからが本当のマラソンだった。

25kmから40kmまで、
全身の痛みを感じ始めました。
半分を過ぎているものの、
ゴールはまだまだ遥か彼方。

練習不足を痛感しつつ、
2km刻みで、
給水やストレッチをはさみながら、
明らかに、
速歩きの方が速いスピードで、
走っていました。

一歩一歩が大切になる、
まさにミクロの戦術。

走るたびに痛みが増す。
ここまで走れた。
あきらめられない。
あきらめるわけにいかない。

今回は、
少し言い訳もさせてください。
当日は予想外の暑さと、
給水の不備があり、
本当に過酷なレースでした。

特に、
30kmから40kmの間は、
記憶が飛んでしまうぐらい、
体力の消耗と、軽い脱水の中、
気力で重い足を運んでいました。

1kmが
遠く感じられました。
次の1キロの看板でストレッチしよう。
次の給水所で休憩しよう。
それの繰り返しでした。

ほかのランナーは、
どのように感じただろうか。

おそらく練習不足だったランナーは多くて、
周りを見渡せば、
歩いている人がほとんど。
自分だけじゃない。
みんな苦しい。
そう思うと、
折れそうな気持ちも、復活するのでした。

何度も聞いていた言葉。
「30キロからがマラソン」だと、
自分に言い聞かせながら走っていました。

練習を重ねてきた人は、
ここからギアが入り、
練習をしてこなかった人は、
歩き始めます。

練習を重ねてきた人が善で、
練習をしてこなかった人が悪。
ということではなく、
その準備してきたか。
その結果が表れている。
というだけです。

マラソンの準備をした人だけが、
30kmからまだ走れている。
という事実があるだけです。

これって、
マラソンだけじゃないな、
と、ふと思いました。

日常生活に置き換えれば、
仕事をしたって、お付き合いをしたって、
すべてにおいて、
それぞれにどのぐらい準備をしたか?
どんな場面でも、
マラソンの30km地点を走れているか?
と同じような状況だと感じながら、
走りました。

仕事でも、人間関係でも、
いざというときに動ける人は、
見えないところで準備をしている。

私は今、
30km地点を歩くように走っている。
仕事や日常の中でも、
似たようなところで、
歩くように走っている。

歩くように走ってでも、
進むことはできる。
準備不足を痛感したからこそ、
次回はもう少し準備をして、
またここに戻ってきたい。

そんなことを考えながら、
一歩ずつ前に進みました。

勝つとか負けるとかではない。
準備をしたか、しなかったか。
ただそれだけ。

どんなときでも、
めんどくさい準備を、
コツコツできる人でありたい。
改めて、そう思います。






様々なシーンで訪れる「30km地点」に向けて、
どんな準備をしますか?

私はマラソンを通して、
30km地点の苦しさを、
「準備不足」という言葉を使って、
表現してきました。

日々の生活の中に当てはめると、
普段からいかに、
いろんな準備が必要か?
ということになります。

あなたは普段から、
どのような準備をしていますか?

私たちの普段は、
仕事であったり、家族であったり、
仲間であったりするわけです。

また、
自分の目標のための、
準備であったりもします。

どの項目においても、
どのシーンにおいても、
マラソンの30km地点の状態は起こります。

自分の考えている容量を超えるような時、
自分のできる行動以上のことをしている時、
いっぱいいっぱいになると思います。
その時が30km地点の状態、
だということです。

自分の容量を超えるような時の準備をする。
それは、
緊急なことではありませんが、
そういう状況になることは考えられる。
そういう日がくることが予想できる。

準備というのは、
そこに向かってやるべきなのです。

例えるなら、
海面に浮かぶ小さな氷山の一角。
見えている部分は少しですが、
海面の下には大きな氷があります。
この大きな氷こそが、
準備ということになります。

日常の準備というのは、
今回のフルマラソンのように、
具体的な事柄が、
決まってはいませんので、
何から始めたらいいのか、
正直わからないと思います。

ですので、
私が今までに実行している、
様々なシーンで訪れる、
フルマラソンの30km地点の状態への、
準備をご紹介します。

①読書。
②運動習慣。
③お掃除、片付け。
④身なり。


これをするだけでも、
十分に準備をしていると言えます。
簡単にお伝えしますと、
知識、体力、清潔感を持ちましょう。
ということです。

どれか1つ続けるだけでも、
自分の基礎的な行動、考え方に、
変化が現れます。

何気なく流されてやっていたことが、
なくなってきます。

また、
継続できていることによる自信が、
つきますので、
人と違う意見であったり、
集団の中で違う意見を言う時も、
堂々としていることができます。

フルマラソンの30km地点の状態は、
社会生活では、
今までの経験が試されたり、
ちょっとした正念場だったりします。

この時の、
問題解決能力、
自己出張と提案、
交渉能力が、
普段の準備から経験を重ね、
実力になっていくのだと考えています。






次回目標:5時間以内を目指して、
運動習慣を継続させよう。

マラソン大会が終わってしまえば、
目標を失ったかのように、
運動をやめてしまう方が、
多いのではないかと思います。

運動習慣をつけようとして、
せっかくマラソン大会をポチって、
せっせと練習していたのに、
残念なことです。
運動頻度が下がっても構いませんので、
ぜひランニング習慣を、
継続させてください。

そう言っている私も、
運動
不足になることが多いです。
ですので、
このブログに書くことによって、
自分の運動習慣を、
継続させようとしています。

運動習慣を継続して、
1ヶ月に1回でも、
ランニングのブログが、
書けるんじゃないかと、
考えたりしています。

そうは言っても、実は今まで、
ランニングブログを書こうとしては、
失敗をすることを繰り返してきました。

心の中では、
なんとかなるのではないか?と、
思ってはいるものの、
実行が伴わず、
もちろん、
記事になることもありません。

過去に出場した、
マラソン大会にくっつけて、
書いたブログがありますので、
ぜひ読んでみてください。



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これからランニングを、
始めようと思っている方は、
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SNS発信を、
運動習慣のきっかけにして、
今まで投稿していた、
Facebook、X、Instagramに加えて、
これからはブログも追加します。

来年のフルマラソン、
25kmからゴールまでを、
気持ちよく走ることができて、
しかも、夢の4時間台になっている。
そして、
最高のブログを作りたいと思っています。

このブログを読んで、
読者のみなさまの中に、
少しでもランニングを始めてみよう。
マラソン大会に出てみよう。
運動習慣をつけてみよう。
と思われたが方がいたら、
本当にうれしいです。

今すぐ、ブログを閉じて、
スポーツショップに行って、
ランニングシューズ、ウェアを、
買ってください。
ポチってください。

そして5分でも、
走り始めてください。

私もコツコツと、
ランニングの継続と、
発信活動を続けます


氷山の下の大きな氷のように、
30km地点への準備を始めましょう。
まだ見ぬ、最高の結果のために。


今回のまとめ
日常の小さな準備の連続が、最良の結果になる。


最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。

また次回、
よろしくお願いいたします。

コメント

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