僕はいらない派です。カルテを作らない。

カルテを作らない。

ごきげんいかがでしょうか?
さんりんです。

いつも読んでくださり、
ありがとうございます。








今回のテーマ:はり・お灸・あんま・マッサージにカルテは必要か?

通常、病院では、
『問診票』『カルテ』を
保存しています。
医療機関ですので、
患者さんも多く来られていて、
大まかには覚えていても、
いちいち細かく
覚えることはできません。

ですので、
『カルテ』に残しているわけです。
久しぶりに来ても、
「以前はこうこうでしてね。
その後の調子はいかがですか?」
なんて会話になるわけですね。

そこで、私の仕事であります、
『はり師』『きゅう師』
『あんま・マッサージ・指圧師』
ではどうでしょうか?

医師の場合は
『病院』『診療所』という
呼び名です。

私の場合は、
『治療院』『施術院』です。
他には自由に
名付けていますね。

大きな前提として、

はり・きゅう・マッサージの
『治療院』は
医療機関ではありません。

ですので、
個人商店にようなものなのです。
もちろん、
医療保険も適用されません。

ここで、お客様の
  • フルネーム
  • 住所
  • 勤務先
  • 連絡先
  • 症状
などの個人情報を
どのように取り扱うか?
ということになります。



個人情報を取り扱う
ということを
鍼灸師、マッサージ師が
どう感じているでしょうか?



カルテは取らなくて良い。

僕の考え方ですが、

『カルテは取らなくてもよい』

です。




僕は「いいえ」です。



お客様の立場に立ってみる。

お客様が思う
「はり・きゅう・マッサージ」と
施術者が思う
「はり・きゅう・マッサージ」には、
温度差があるのかもしれません。

弊院では、
お客様と施術者の間の
共通認識として、


  • 何かしらの持病があるにせよ、
  • その持病に伴う症状を、
  • 緩和させる。

というのが前提だと
考えていて、
弊院のお客様にも
そのように説明させて
いただいています。

もちろん、健康体の方も、
「疲れをなんとかしたい」
「リラックスしたい」
というわけです。


一方で、施術者側にも、
様々な考え方があるのです。

施術者が
「はり・きゅう・マッサージ」を

・病院と協力関係にあるから、
 医療の一部だ。
 はり師・きゅう師・
・あんま・マッサージ師は
 厚労省の免許だから医療行為だ。
・お客様が心身ともに
 楽になればいいじゃないか。
・免許の有無に関わらず、
 上手ならお客様は満足するのでは?

など、
他にも考え方としては、
山ほどあるのです。
そして、
施術者の考え方に沿った
お客様が付くということです。

定食屋さん、うどん屋さん、
カフェ、レストラン、
居酒屋、スナック。
みんな、各々の味や、
サービスの好みで、
そのお店のお客様になるのと
同じなのです。



お客様は自分に
合っているお店に行く。
「行ってみようかな」と
思われるお店でありたい。



お客様の情報はすべて覚える。


そこで、弊院では、

・お客様の主訴
 (一番つらい症状)の緩和

・お客様のお話を
 お客様のペースで語り、
 聞き役に徹する

・施術者とお客様は
 4:6でお客様優位の関係

・施術者は知りうる限りの知識と
 出来うる施術を出し切る

こういった環境で
営業をさせて
いただいています。

ただ、
これだけをひたすら
やり続けることにしています。

新しいことをするのも、
お客様に説明し、
同じく、
今までしていたことが
あまり適していなかったこと
にはその説明をし、
代替案を提示して、
さらに主訴(一番つらい症状)
の緩和に対応するのです。

この一連のことを、

『身体で覚える』

ことにしています。

だいたいではありますが、
施術中にお客様が
話していた内容から、
体調の変化、服用している薬、
どんな症状だったか、
などです。

さらに、雑談した内容、
お客様の家族の話など、
深層にまで理解を深めるのです。

予約電話を
受けているときから、
すでに、
頭の中に記憶が
舞い戻ってきます。

施術を始めると、
身体の緊張している具合から
前回、前々回、
のことまで、
思い出すのです。
本当に気合を入れて、
本気で取り組めば、
カルテやパソコンに残さずとも、
呼び起こすことが
できるのです。

はじめは、メモとるのも、
いいかもしれません。
「書く」動作は、
脳にメモリー
されやすいですよ。



弊院では、
できるだけ多くの
お客様のお気持ちを
くめる施術を心がけています。



最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。

また次回、
よろしくお願いいたします。

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