完走は計画的に。粘って掴んだ感謝のゴール。とくしまマラソン2026




今年もやってきた!
不安だらけのフルマラソン


ごきげんいかがでしょうか?
さんりんです。

いつも読んでくださり、
ありがとうございます。

正直にいいます。
今回のフルマラソン、
走る前から負けていました。



今回のテーマ
とくしまマラソン2026完走ブログ



今年もまた、
春のフルマラソン、
7時間耐久1本勝負が始まる。

舞台は徳島、吉野川。
川の南北の土手を往復。

無限に広がる吉野川。
コースが見えるだけに、
ランナーのメンタルも折れて、
気が遠くなる。

勇壮な吉野川コースも、
今年が見納め。
来年からは鳴門コースに。

それだけに今回のレースは、
「30㎞地点を、悠々と走りたい。」
しかし、立てた目標も、
走る前からどこへやら。
現実と過ぎ去る時間は無情。

圧倒的な準備不足と、
積み上げられなかった練習量。

スタート前、かちどき橋。
ランナーの群れの中で、
春の暖かさに時折吹く、
冷たい風を受けながら、

「ああ、また今年も自分に負けた状態で、
スタートラインに立つのか。」

仕事の時間管理は分単位なのに、
なぜ、マラソンの練習時間になると、
こうもズブズブなんだよ。

これから前へ前へと走り出すのに、
マインドはまさかの後ろ向き。
レースというより惨めな敗走。

負け戦だとは分かってはいても、
今回も行かなきゃ。
第1回大会からほとんど出場していて、
ゴールまでの状況は肌でわかる。

「ボロボロの状態から、
どうやって42.195kmを攻略するのか?」

今回はそんな私の、
「悪あがき」と「執念」のブログです。

半分はチャレンジ、半分は怖いもの見たさ。

有益な情報の前に、
1人のランナーがどうあがいたのか。
その泥臭いプロセスに、
お付き合いください。


それでは、


完走は計画的に。
粘って掴んだ感謝のゴール。
とくしまマラソン2026



スタートです。






6時間ペースメーカーは遥か先。
悔しさの6時間3分53秒


ボロッボロのコンディション。
こんな私にも、
1つのミッションがありました。

それが、

6時間のタイムキーパーを探し出して、
付いていく。

でした。

頭に風船をつけて、
ゼッケンに「6時間」表示。
周りには多くのランナーが一緒に走る。
このランナーに付いていけば、
6時間でゴールできる。

一緒に走れば、6時間。
あわよくば追い越せたら・・
夢の5時間台。

まあ、夢でしたね。

10kmで発見。
「よし、これに付いていけば、
6時間でゴールできる。」

そう思ったのもつかの間。
そのまま走り続けることもできず、
体力の続く20km付近で、
ストレッチ休憩。

当然、6時間ペースメーカーは、
先へと遠ざかる。
「これが自分の実力なのだ。」
風船が見えなくなる。
吉野川の空に消えていった。

落胆と、
疲れも溜まって下しか見えない。
細かくひび割れたアスファルトに、
額から落ちる汗が染み込む。

「ザッザッザッ」
私を追い越してゆくランナーの、
足音。

練習不足がリアルに分かる。
置いていかれたあと、
ゴールするまで、
風船を見ることはありません。

結果は6時間3分53秒。
6時間付近なので、
タイムキーパー通りですが、
圧倒的練習不足を感じて、
走りながら、
そこに悔しさがふつふつと、
こみ上げてきました。

40km地点、
あと2kmなのに、
止まって、ストレッチをしていた。
端数の3分53秒が、
最後のストレッチタイム、
だったかもしれない。
削れていればギリギリ5時間台。

走ってゴールしたかったので、
歩かずに、
疲れたらストレッチをする戦略でした。
腰や足を伸ばしながら、
「あと2kmが走れない。なぜだ。」
そのままゴールできると思っていた。
だけど、ただ1人、
止まっている自分がいる。

自分が自分に、
「今日のことは忘れるなよ。」
そう言い聞かし、
ようやくゴールできたのです。






練習不足、花粉症、お腹弱者。
3重苦のための完走プラン


練習不足、調整不足、弱い体質。
こんな私でも、
どう走れば、
フルマラソン完走に、
こぎ着けるのか。
ガイドブックを読みながら、
3つのルールを設定しました。



①スタート2分前までトイレ


7時30分に現地到着して、
9時スタートまで、
柔軟体操とトイレをくりかえし。

実は、号砲2分前まで、
トイレにいました。

出発前のセレモニーが行われ、
スタート前の、
会場の雰囲気もヒートアップ。

そんな中、
身体の水分を全て出し切るに徹する。
「ここで出し切っておかないと。
完走できないかもしれない。」
実はここが勝負どころ。

スタートから15㎞の間は、
どのトイレも人が並びます。
これがタイムロスだと考えていて、
弱いお腹を気にせずに、
走り続けれる状態を、
作ったのでした。



②ワセリン持参で、
10㎞以降、5㎞ごとにストレッチ


練習不足の状態では、
走る身体を保つために、
まだ走れそうだと思っても、
ストレッチ体操を入れました。

シューズにチップをつけて、
5㎞ごとにタイムを、
計測することになっています。

計測したらストレッチ。
10㎞以降、
15㎞、20㎞、25㎞というように、
5㎞きざみで、
開脚ストレッチ、
足の後ろ側のストレッチ、
背中から首にかけて伸ばす。

次の5kmのために、
ダメージを軽減するために、
ストレッチをしていると、
高確率で、
「大丈夫ですかー?」
と医師や看護師の、
サポートランナーから、
声掛けをされます。

しかし、ここでひるまず、
「ありがとうございます。
まだ走れます。」
まだギブアップはしない。

そして、
もう一つ大切なのが、
同時にワセリンを塗ることです。

100均で買った、
小さな丸く平べったい容器に、
ワセリンを詰めて、
ランパンに入れておく。

ストレッチの後、
内股と脇に塗っていました。

すれ続けるところですので、
炎症や水ぶくれを、
回避できました。

そして、
鼻の下に少しだけワセリンを塗ると、
花粉はワセリンに付いて、
勘違いかもしれませんが、
症状は緩和されました。



③グミ持参でお水のみ


コース上には、
数多くの休憩があり、
ちょっとした軽食が、
準備されています。

パンやバナナ、
ちくわやイチゴ。
キャンディーやチョコレート。

大会運営以外に、
個人や会社も、
独自に提供していました。

ランナーで賑わっている休憩所。
お腹弱者の私は、
何かを食べるなど、
もってのほか。
走れなくなると思うと、
食べられないのです。

それに並んで食べていると、
これもタイムロスになる。

そこで、
グミキャンディや、
片手で食べれるようかんを、
ランパンや、
上着のポケットに入れて、
走りながら、
少しずつ食べていました。

給水所で、
お水だけをもらって、
水分補給。

これをゴールまで続けました。

そうは言っても、
奪われる体力、
カロリー消費してお腹もすく。

そんな時、
36㎞地点の休憩所で配られていた、
「十善」。

「十善」は、
阿波ういろうの商品名です。

唯一食べた、十善。
全身の細胞に糖分が行き渡り、
疲れ果てた身体が覚醒。
心なしか痛みも取れた。
走る気力が復活して、
セルが回り始めたのです。

ゴールできたのは、
まちがいなく、
十善のおかげです。

この3つのルールは、
私にとっての完走条件でした。
1つでも欠けたら、
吉野川の堤防で、
ひざから崩れ落ちていたかもしれません。






言い訳、へちゃくれ、一切なし。
やるか、やらないか。


何度もトライしている、
とくしまマラソン。
今までは、完走しても、
そんなに周囲には話すこともなく、
ランナー仲間だけの、
内輪話になっていました。

今回、
出場すること、練習中、完走後、
いろんな人に話すようにしました。

話すことで、
自分ががんばるようになるし、
完走しても、リタイヤしても、
話のネタになっておいしい。
と考えていたからです。

SNSのお友達からのいいね!
友人からのラインや電話。
励ましや、ねぎらいが、
本当にうれしかった。

そして今回、
お客さまに、完走メダルを、
実際に手に取ってもらったり、
首にかけてもらったりしてみました。

マラソンとは対極にある、
後遺症で身体が動かない。
病による体調不良で、通院している。
そんな状態のお客さまに、
完走メダルを見せても、
良い反応があるかどうか、
分からなかった。

不安とは裏腹に、
お客さまのウケはよかった。
マラソンとは真逆の立場にいるからこそ、
見れたのがうれしかった。
とよろこんで、
首にかけているお客さまも、
いらっしゃいました。

話を深堀りして聞いてくるのです。

月曜日以降、
筋肉痛マックス状態、疲労が癒えない。
まさにギアがきしんでいるロボット。
だからこそ、話そう。
旬のネタだと、
身を持って体験した、リアル話。

お客さまから、
「今日は先生がマッサージされなあかんね。」
「いつもはシャキッとしとるけど、
今日は私より動きがおそいね。」
という笑い話。

今までは、
タイムを縮めたいとか、
30km地点を余裕で走り抜けたい。
という、
目標をかかげていました。
それも大切なこと。

ですが、
これからは、

両親、友人、知人、お客さまの、
少しの感動のために、
練習をしよう。


素直にそう思えました。

仕事が忙しくて練習ができない。
体質が弱いから走れない。
言い訳はいくらでも出てきます。

もしも、
結果が良くなくても、

みんなの少しの感動のためにがんばれた。

誰かの評価ではなく、
自分の気持ちに満足をして、
また走り始めればいい。

タイムが遅いのも、
練習不足過ぎても、
花粉症や体質が弱くても、
身体の全てのエネルギーを使い果たして、
今、この気持ちにつながった。

言い訳は吉野川に置いて、
来年の鳴門コース。
タイムも、少しの感動も、
納得の走りにしたいと、
新しい目標設定がセットされました。

大きな吉野川に教わった、
楽し苦しい、
最高のフルマラソン。



今回のまとめ
みんなの少しの感動のために走り出せる。



最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。

また次回、
よろしくお願いいたします。



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ブログを書いている人
さんりん
徳島県徳島市で、鍼灸マッサージ、
ぶんかの森治療院を運営。
おかげさまで23年目。
国家資格を持ち、
年間約2000症例を診ています。

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